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ダーウィン事変

ダーウィン事変 だーうぃんじへん

著者
うめざわしゅん
発刊状況
未完

常識って、そもそも何だっけ?

推薦コメント

人間でもチンパンジーでもない存在「ヒューマンジー」の視点から、私たちが当たり前と考えてきた常識や価値観を問い直す物語です。 人工知能が急速に発展し、技術の進歩が人間の生き方に影響を与える中、作品は「人間ではない第三者」と共生する未来を描きます。そこには、私たち自身が持つ“差別”や“恐怖”といった感情が反映されており、読み進めるうちに「人間らしさとは何か?」という根源的な問いに向き合うことになります。 しかし同時に、ヒューマンジーの目線は、私たちが当たり前に抱く感情すらも「持たない」可能性を示します。それでも、違う存在同士が分かり合い、共生する未来はあり得るのか? 言葉が通じる人間同士でさえ、完全に分かり合うことは難しい。では、まったく異なる存在と共に生きるには、どんな視点が必要なのか? この作品を読むことで、人間目線ではなく“地球目線”で、すべての生命が共生する可能性について考えたくなるはずです。

山内 康裕(一般社団法人マンガナイト/レインボーバード合同会社 代表)

  • 発刊状況は2025年3月31日時点のものとなります。

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