“うつトンネル”脱出者の生の声
経験談から学ぶ、「心のガン」当事者の身に起こること
うつという心のトンネルから抜けた、様々な職業の人たちの事例を紹介した画期的なマンガ。「心のガン」といわれるくらい重い病気であり、15人に1人が生涯に一度はうつ病になるといわれているくらい罹患する可能性の高い病気。にもかかわらず、どんな病気なのか、どうやったら治せるのか、あまり知られていない。理解されていないからこそ、症状が深刻化しやすく、時に自殺という死に至らしめてしまうときもある。「うつヌケ」はそんな重たい病気の特徴と、トンネルから抜け出してきた事例を、マンガならではの軽さと分かりやすさで紹介してくれる。もちろん、たった一冊ですべてを語りきることはできないだろう。しかし、作者自体がそうだったように、このマンガによって救われる人が、きっとたくさんいるだろうことを思うと、社会にとって価値ある一冊であることに間違いない。
推薦コメント
うつという心のトンネルから抜けた、様々な職業の人たちの事例を紹介した画期的なマンガ。「心のガン」といわれるくらい重い病気であり、15人に1人が生涯に一度はうつ病になるといわれているくらい罹患する可能性の高い病気。にもかかわらず、どんな病気なのか、どうやったら治せるのか、あまり知られていない。理解されていないからこそ、症状が深刻化しやすく、時に自殺という死に至らしめてしまうときもある。「うつヌケ」はそんな重たい病気の特徴と、トンネルから抜け出してきた事例を、マンガならではの軽さと分かりやすさで紹介してくれる。もちろん、たった一冊ですべてを語りきることはできないだろう。しかし、作者自体がそうだったように、このマンガによって救われる人が、きっとたくさんいるだろうことを思うと、社会にとって価値ある一冊であることに間違いない。
本山 勝寛( 作家 / 日本財団 子どもの貧困対策チーム チームリーダー)