2011年3月11日以降。
被災をメディアで知る私たちの視点。その時何を感じたのか?
作者が朝日新聞で連載していた4コマ漫画の一部をまとめた短編集。「あの日」とは東日本大震災が起こった2011年3月11日のことだ。震災の日に被災地にいなかった作者が、同じように被災地にいなかった読者たちと同じ視点で、「あの日」から身の回りで起きたことを題材にして描かれている。作中では、被災地そのものではなく、被災地の状況をテレビや新聞で知る私たちが、その時になにに戸惑い、恐怖し、どう感じたか?が描かれている。独特の誇張と風刺を効かせた表現は、マンガでしか表現できないものだ。「あの日」を過ごした人は、そのときの自分の気持ちを忘れないために、そのとき大切だと思ったこと、失いたくないと思ったことを心に刻むために、ぜひ読んで欲しい。
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推薦コメント
作者が朝日新聞で連載していた4コマ漫画の一部をまとめた短編集。「あの日」とは東日本大震災が起こった2011年3月11日のことだ。震災の日に被災地にいなかった作者が、同じように被災地にいなかった読者たちと同じ視点で、「あの日」から身の回りで起きたことを題材にして描かれている。作中では、被災地そのものではなく、被災地の状況をテレビや新聞で知る私たちが、その時になにに戸惑い、恐怖し、どう感じたか?が描かれている。独特の誇張と風刺を効かせた表現は、マンガでしか表現できないものだ。「あの日」を過ごした人は、そのときの自分の気持ちを忘れないために、そのとき大切だと思ったこと、失いたくないと思ったことを心に刻むために、ぜひ読んで欲しい。
山内 康裕(一般社団法人マンガナイト/レインボーバード合同会社 代表)