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6歴史

国境のエミーリャ こっきょうのえみーりゃ
小学生から OK
- 著者
- 池田邦彦 監修協力/津久田重吾
- 出版社
- 小学館
- 発刊状況
- 未完
もし日本が分割統治されていたら?
米ソによって東西に分割された日本を描く
- ※発刊状況は 2020 年 10 月 1 日時点のものとなります。
- ※小学生から OK はあくまで委員会の判断による目安となります。
推薦コメント
「戦後日本が朝鮮半島のように米ソで分割統治されたらどうなっていたか」を題材としている。ポツダム宣言を受け入れない徹底抗戦派が本土決戦を強行し、米ソによって東西に分割された日本。東京もまた二つに分割され、東京の東の玄関口「上野駅」は「十月革命駅」と改名される。そこに併設するレストランで給仕という面の顔を持ちながら、西側への脱出請負人としてくるのが主人公の杉浦エミーリャだ。もし日本が分割統治されていたら、特にソ連側の政治経済、生活や文化はどのように変化していたのだろうか。そんな疑問に対して、一つの回答を出してくれるのがこの作品。特に作者の得意分野である鉄道に関しても、面白い視点での指摘が見られる。例えば、旧東北本線はソ連に倣って広軌化されていたり、電化が西に比べると相当推進されていたりとなかなかおもしろい。シベリア鉄道との連携もかなり強化されている。そんな架空の物語を楽しむのも一興だ。
堀江 貴文(SNS media&consulting 株式会社ファウンダー)
堀江 貴文
Takafumi Horie
SNS media&consulting 株式会社ファウンダー
1972年、福岡県生まれ。 現在は宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」「マンガ新聞」のプロデュース、また予防医療普及協会としても活動するなど幅広い活躍をみせる。 有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」の読者は1万数千人の規模に。 2014年8月には会員制のコミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」(http://salon.horiemon.com/ )をスタートした。 近著に『多動力』『むだ死にしない技術』など Twitterアカウント:@takapon_jp その他、詳細は HORIEMON.COM へ。