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11多様性
さよならミニスカート

©牧野あおい/集英社

さよならミニスカート さよならみにすかーと

小学生から OK

著者
牧野あおい
出版社
集英社
発刊状況
未完
電子書籍化

「性的な目線」にNO!

この問題に、無関心な人はいても、無関係な人はいない

推薦コメント

新宿駅地下道の巨大広告、そして動画を見た時には心がふるえた。女の子が、「私が我慢すればいいだけだからっ……」というポスターを勢いよくはがすと、「スカートは、あんたらみたいな男のためにはいてんじゃねえよ!」という主人公のセリフ。」キャッチコピーは<いま、「さよなら」をしよう。女の子を、苦しめるものから>。そしてホームページでは『りぼん』の編集長の言葉。「このまんがに、無関心な女子はいても、無関係な女子はいない」。さらにこう付け加えたい。「この問題に、無関心な人はいても、無関係な人はいない」。もうこれは、全人類が読むべき! ただの告発・啓蒙マンガではない。予想を次々と裏切るミステリー的要素をもつ第一級のエンタテインメントであるとともに、その中で読み手も、自分の中の偏見に向き合わざるを得ない。男性が女性に性的視点を向けて値踏みをする、という問題に正面から挑んだ、必読の傑作。

藤本 由香里(明治大学 国際日本学部教授)

藤本 由香里
Yukari Fujimoto

明治大学 国際日本学部教授

専門は「漫画文化論」「ジェンダーと表象」など。2007 年まで筑摩書房で編集者として働くかたわら、コミック・セクシュアリティなどを中心に評論活動を行う。2008 年より明治大学へ。講談社漫画賞・手塚治虫文化賞・メディア芸術祭マンガ部門等の選考委員を歴任。最近ではとくに、マンガの国際比較や海外市場調査などを行っている。著書に『私の居場所はどこにあるの?』(朝日文庫)、『快楽電流』(河出書房新社)『少女まんが魂』(白泉社)、『愛情評論』(文藝春秋)など。近著に『きわきわ』(亜紀書房)がある。

  • 発刊状況は 2020 年 10 月 1 日時点のものとなります。
  • 小学生から OK はあくまで委員会の判断による目安となります。

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