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4社会
未来のアラブ人

未来のアラブ人 みらいのあらぶじん

小学生から OK

著者
リアド・サトゥフ
出版社
花伝社
発刊状況
未完
電子書籍化

アイデンティティって何だ?

フランス、リビア、シリアで過ごした生活を描いた自伝的マンガ

推薦コメント

現代の多くの日本人にとって、アラブ世界は身近な存在ではないだろう。「アラブ」と言えば、「アラビアン・ナイト」の世界のイメージがある一方で、紛争が続いているイメージがある。この豊かな文化との繋がりが、本作を読むとことで連想できるようになった。『未来のアラブ人』はシリア人の父親と、フランス人の母親をもつ著者のサトゥフさんが、6才まで過ごしたフランス、リビア、シリアでの生活を描いた自伝的なコミック。子どもの目線からそれぞれの国のいい面、理不尽な面を表現している。異文化やアイデンティについて考えさせられる作品だ。また、本作は全編カラー印刷で、フランスを舞台にした時はフランスの国旗の色にするなど、日本の文化とは違ったマンガ表現の奥行きを知ることもできる。

ヤマダ トモコ(マンガ研究者 / 米沢嘉博記念図書館)

ヤマダ トモコ
Tomoko Yamada

マンガ研究者 / 米沢嘉博記念図書館

1967 年生まれ。富山県高岡市出身。明治大学米沢嘉博記念図書館展示・イベント担当スタッフ。日本マンガ学会理事。2013 年「バレエ・マンガ~永遠なる美しさ~」展総合監修、2015 年「『描く!』マンガ展」展示構成アシスタント・図録編集などマンガ展の仕事や、少女マンガ関係のライター仕事が多い。

  • 発刊状況は 2020 年 10 月 1 日時点のものとなります。
  • 小学生から OK はあくまで委員会の判断による目安となります。

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