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昭和元禄落語心中

昭和元禄落語心中 しょうわげんろくらくごしんじゅう

小学生からOK
著者
雲田 はるこ
出版社
講談社
発刊状況
完結

落語を知らないなんてもったいない

元チンピラが落語家を目指す。芸を極めた先にあるものとは

推薦コメント

元チンピラの与太郎が刑務所を出所して向かった先は、なんと寄席。慰問で聞いた落語家の八雲演じる「死神」に感動し、出所後その足で八雲に弟子入りを申し出ます。弟子を取らない八雲も、ガラは大きくてもひょうげた与太郎を気に入り、拾った子犬か何かのように弟子にしてしまいます。弟子入りした八雲の家には、鉄火で落語が上手くて、何故か八雲を憎み続ける小夏の姿がありました。当代の名人とされる八雲の芸は、誰にも真似は出来ないものとされましたが、とてもその芸は継げそうにない与太郎が初弟子にとられたのはどうしたわけか。それは、若かりし八雲が忘れようにも忘れ得ない、幼少からの落語仲間、助六にどこか重なるところがあったからだったのか。若くして謎の死を遂げた助六は小夏の父、そして小夏は、はっきりしない助六の死因を八雲の中に求め、一つ屋根の下ことあるごとに言い合いになる2人に、与太郎は少しずつ影響を与えていきます。

菊池 健(マスケット合同会社代表)

  • 発刊状況は2020年10月1日時点のものとなります。

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