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11多様性
ニューヨーク・ニューヨーク

ニューヨーク・ニューヨーク にゅーよーく・にゅーよーく

著者
羅川 真里茂
出版社
白泉社
発刊状況
完結

「男どうしで愛し合う」ということ 

同性愛者がもっと生きやすい未来のために

推薦コメント

「同性婚」という言葉がこのところ話題になっている。文字通り、男と男、女と女、同性どうしの結婚だ。今年6月にはアメリカの最高裁が「同性婚を認めない州法は合衆国憲法違反」という判決を出して話題になった。これはそれよりも前、男性どうしで愛し合った、ケビンとメルのカップルの物語。とくに注目してほしいのは、ケビンがメルとともに里帰りして両親に自分がゲイであることをカムアウトする第二部だ。両親とその周りの人々の反応を通じて、同性愛者がこれまで社会の中でどういう立場におかれてきたかが理解できるだろう。しかし世の中はしだいに変わりつつある。海外では、首相のパートナーが同性だったり、大使が同性パートナーを伴ってパーティーに表れたり…というのも珍しいことではない。同性愛はからかいの対象ではない、ということを実感するために、同性愛者が今よりももっと生きやすい未来を信じるために、ぜひ読んでもらいたい1冊だ。

藤本 由香里(明治大学 国際日本学部教授)

藤本 由香里
Yukari Fujimoto

明治大学 国際日本学部教授

専門は「漫画文化論」「ジェンダーと表象」など。2007 年まで筑摩書房で編集者として働くかたわら、コミック・セクシュアリティなどを中心に評論活動を行う。2008 年より明治大学へ。講談社漫画賞・手塚治虫文化賞・メディア芸術祭マンガ部門等の選考委員を歴任。最近ではとくに、マンガの国際比較や海外市場調査などを行っている。著書に『私の居場所はどこにあるの?』(朝日文庫)、『快楽電流』(河出書房新社)『少女まんが魂』(白泉社)、『愛情評論』(文藝春秋)など。近著に『きわきわ』(亜紀書房)がある。

  • 発刊状況は 2015 年 8 月 1 日時点のものとなります。
  • 小学生から OK はあくまで委員会の判断による目安となります。

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