痛くても生きよう。暖かい日もある
かあちゃんと暮らす少年ゆんぼと仲間たちの毎日
母と息子の、そして少年たちの、あたたかく、なつかしく、心温まる成長物語。 片田舎で暮らすゆんぼくんとかあちゃん、そして少年たちは、自由に、気ままに、自分の気持ちに正直に、毎日を楽しく生きている。でも実は、社会的なかたい言葉でいえば、シングルマザーであったり、貧困だったり、両親の不仲だったり、といった環境のなかに生きている。ゆんぼくんたちの等身大の姿は、そんな環境や時代の違いを忘れさせ、なぜだがかなつかしい思いにさせられる。そして、くすっと笑えるやりとりのなかに、人として大切なものを考えさせられる。子どもを愛しく想う気持ち。親を大好きだという気持ちと、大嫌いだという両方の正直な気持ち。友だちとのくだらないようで大切な時間。くすっと笑いながら、幸せとはなにかをゆっくりと考える、これも一つの学習マンガ、といえるのかもしれない。
推薦コメント
母と息子の、そして少年たちの、あたたかく、なつかしく、心温まる成長物語。 片田舎で暮らすゆんぼくんとかあちゃん、そして少年たちは、自由に、気ままに、自分の気持ちに正直に、毎日を楽しく生きている。でも実は、社会的なかたい言葉でいえば、シングルマザーであったり、貧困だったり、両親の不仲だったり、といった環境のなかに生きている。ゆんぼくんたちの等身大の姿は、そんな環境や時代の違いを忘れさせ、なぜだがかなつかしい思いにさせられる。そして、くすっと笑えるやりとりのなかに、人として大切なものを考えさせられる。子どもを愛しく想う気持ち。親を大好きだという気持ちと、大嫌いだという両方の正直な気持ち。友だちとのくだらないようで大切な時間。くすっと笑いながら、幸せとはなにかをゆっくりと考える、これも一つの学習マンガ、といえるのかもしれない。
本山 勝寛( 作家 / 日本財団 子どもの貧困対策チーム チームリーダー)