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11多様性
どんぐりの家

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小学生から OK

著者
山本 おさむ
出版社
小学館
発刊状況
完結

「生きるとは何か」問いかける衝撃作

重複障害の子どもとその親、ろう学校の教師たちの物語

推薦コメント

マンガがここまで表現できるのかと圧倒され、衝撃を受け、そして、人間の根元の部分を考えさせられる作品。耳が聞こえないことに加えて、知的や精神などの障害も重なった重複障害の子どもとその親、ろう学校の教師たちの物語。重度の障害とともに生きる過酷さ、社会の冷たい偏見と差別、不十分な国の制度、それらの厳しい現実に苦悩する家族の姿。重たく暗い現実がそのまま表現され、描かれる。社会から見捨てられ、切り離され、ないものとして扱われてきたような現実を、人々にしっかりと伝えなければと叫んでいるかのように。そして、その現実の暗闇のなかにも、家族や教師たちの努力、そして何よりも本人の生きたい、つながりたいという強烈なエネルギーによって、小さくても美しく輝く光が見える。たとえできないことが多くても、できるようになることの尊さ、素晴らしさ。忘れかけていた大切なことを気づかされる。生きるとは何か。人間とは何か。そして、私たちが生きるこの社会はどうあるべきなのか。立ち止まって、考えさせられる作品だ。

本山 勝寛(作家 / 日本財団パラリンピックサポートセンター 広報部・推進戦略部ディレクター)

本山 勝寛
Katsuhiro Motoyama

作家 / 日本財団パラリンピックサポートセンター 広報部・推進戦略部ディレクター

東京大学工学部システム創成学科卒業、ハーバード教育大学院国際教育政策専攻修士課程修了。 日本財団で広報グループ、国際協力グループを経て現職。 同財団で、新規事業「これも学習マンガだ!~世界発見プロジェクト~」を立ち上げる。 著書に、『頭が良くなる!マンガ勉強法』(ソフトバンク文庫)、『最強の独学術』(大和書房)、『一生伸び続ける人の学び方』(かんき出版)、『16 倍速勉強法』(光文社)など多数。 BLOGOS ブロガーとして教育やマンガについても政策提言や批評活動を行う。

  • 発刊状況は 2017 年 10 月 1 日時点のものとなります。
  • 小学生から OK はあくまで委員会の判断による目安となります。

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