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11多様性

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち うつぬけ
小学生から OK
- 著者
- 田中圭一
- 出版社
- KADOKAWA
- 発刊状況
- 完結
“うつトンネル”脱出者の生の声
経験談から学ぶ、「心のガン」当事者の身に起こること
- ※発刊状況は 2020 年 10 月 1 日時点のものとなります。
- ※小学生から OK はあくまで委員会の判断による目安となります。
推薦コメント
うつという心のトンネルから抜けた、様々な職業の人たちの事例を紹介した画期的なマンガ。「心のガン」といわれるくらい重い病気であり、15人に1人が生涯に一度はうつ病になるといわれているくらい罹患する可能性の高い病気。にもかかわらず、どんな病気なのか、どうやったら治せるのか、あまり知られていない。理解されていないからこそ、症状が深刻化しやすく、時に自殺という死に至らしめてしまうときもある。「うつヌケ」はそんな重たい病気の特徴と、トンネルから抜け出してきた事例を、マンガならではの軽さと分かりやすさで紹介してくれる。もちろん、たった一冊ですべてを語りきることはできないだろう。しかし、作者自体がそうだったように、このマンガによって救われる人が、きっとたくさんいるだろうことを思うと、社会にとって価値ある一冊であることに間違いない。
本山 勝寛( 作家 / 日本財団 子どもの貧困対策チーム チームリーダー)
本山 勝寛
Katsuhiro Motoyama
作家 / 日本財団 子どもの貧困対策チーム チームリーダー
東京大学工学部システム創成学科卒業、ハーバード教育大学院国際教育政策専攻修士課程修了。 日本財団で広報グループ、国際協力グループ、日本財団パラリンピックサポートセンターを経て現職。 同財団で、新規事業「これも学習マンガだ!~世界発見プロジェクト~」を立ち上げる。 著書に、『今こそ「奨学金」の本当の話をしよう。』(ポプラ新書)、『頭が良くなる!マンガ勉強法』(ソフトバンク文庫)、『最強の独学術』(大和書房)、『一生伸び続ける人の学び方』(かんき出版)、『16 倍速勉強法』(光文社)など多数。 BLOGOS ブロガーとして教育やマンガについても政策提言や批評活動を行う。