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4社会
いちえふ 福島第一原子力発電所労働記

いちえふ 福島第一原子力発電所労働記 いちえふ

著者
竜田 一人
出版社
講談社
発刊状況
完結

リアルな緊張感と笑いで描く「福島」

福島第一原発作業員という生活者の毎日をルポタージュ

推薦コメント

作者自らが福島第一原発作業員として働いた経験をもとにしたルポ漫画。現場の一つ一つの規則や作業服などの様子から伝わる緊張感とともに、そのなかにある日常性や笑いまでが冷静なタッチで描かれている。主観的な主張の押し付けを極力廃し、現実の体験をそのまま読者に提供してくれる。しかも、緊張感と笑いという二面性をセットにして。まさにマンガだからこそでき、このテーマの場合はマンガでしかできない表現かもしれない。原発の是非や原発事故後の福島を考えることは、日本人として必須のテーマ。しかし、その議論は、とかく思想に左右され大上段に語られることが多い。そういった「フクシマの真実」を暴こうといった大げさなものではなく、著者自らの目で見てきた「福島の現実」を丁寧に描いている。だからこそ、読者自身に現実を知らせ、考える材料を提供してくれる。大人から子どもまで多くの人に読んでもらいたい。

本山 勝寛(作家 / 日本財団パラリンピックサポートセンター 広報部ディレクター)

本山 勝寛
Katsuhiro Motoyama

作家 / 日本財団パラリンピックサポートセンター 広報部ディレクター

東京大学工学部システム創成学科卒業、ハーバード教育大学院国際教育政策専攻修士課程修了。日本財団で広報グループ、国際協力グループを経て現職。同財団で、新規事業「これも学習マンガだ!~世界発見プロジェクト~」を立ち上げる。著書に、『マンガで鍛える読書力』(サン マーク出版)、『頭が良くなる!マンガ勉強法』(ソフトバンク文庫)、『一生伸び続ける人の学び方』(かんき出版)、『16 倍速勉強法』(光文社)など多数。BLOGOS ブロガーとして教育やマンガについても政策提言や批評活動を行う。

  • 発刊状況は 2015 年 8 月 1 日時点のものとなります。
  • 小学生から OK はあくまで委員会の判断による目安となります。

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