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2020.11.26

2020年度「これも学習マンガだ!」発表にあわせ、「マンガと学び」について広く伝える5つの催しを行います。オンライン視聴、SNS参加、実際にマンガを読みに行ける場等、ご用意していますのでぜひご参加ください!

1)2020年度日本財団「これも学習マンガだ!~世界発見プロジェクト~」記者発表&トークイベント

マンガ家の里中満智子先生をはじめ、中村伊知哉氏、堀江貴文氏ら、各界の有識者10名で構成する選書委員会が新たに50作品を選書しました。多様性、歴史・戦争、科学・学習カテゴリーが多く選出され、性の多様性や異文化理解、慰安婦問題、STEAM教育、政治等が学べる内容となっています。トークイベントでは、里中満智子先生とニッポン放送のアナウンサーで「マンガ新聞」の発起人でもあるよっぴーこと吉田尚記氏、「ゴルゴ13」の作者さいとう・たかを先生が「withコロナのマンガと学び」と題してそれぞれの体験を語る貴重な機会です!

 

<トークイベント概要>

日時:2020年12月2日(水)17:30〜19:00

概要:

【第1部 記者発表】17:30~18:00

①里中満智子(「これも学習マンガだ!」選書委員長)挨拶

②本山勝寛(日本財団経営企画広報部子どもサポートチーム チームリーダー)挨拶

③2020年度選出50作品発表/選書作品の解説、過去の選書の反響等ご報告

【第2部 トークイベント「withコロナのマンガと学び」 】18:00-19:00

登壇者:里中満智子、吉田尚記

スペシャルゲスト:さいとう・たかを(※オンライン参加)

進行:山内康裕

内容:マンガの多様性と学びの可能性/コロナ禍のマンガ/マンガを選んで届けることの価値/子どもたちや若者にマンガを通じて伝えられること

参加方法:オンライン配信

 

●里中満智子(さとなか・まちこ)

マンガ家 / マンガジャパン代表。1948年1月24日大阪市生まれ。1964年(高校2年生時)「ピアの肖像」第1回講談社新人漫画賞受賞。1972年「あした輝く」「姫がいく!」の両作品で講談社出版文化賞受賞。1982年『狩人の星座』講談社漫画賞。代表作に「アリエスの乙女たち」「海のオーロラ」「愛人たち」「あすなろ坂」「天上の虹」「女帝の手記」「古事記」他多数。2006年に全作品及び文化活動に対し文部科学大臣賞受賞。2010年文化庁長官表彰受賞,2013年度「マンガ古典文学古事記」古事記出版大賞太安万侶賞受賞,2014年外務大臣表彰受賞,2018年文化庁創立50周年記念表彰受賞。公社)日本漫画家協会理事長/一社)マンガジャパン代表/NPOアジアマンガサミット運営本部代表/デジタルマンガ協会会長/大阪芸術大学キャラクター造形学科教授/等

●吉田尚記(よしだ・ひさのり)

ニッポン放送アナウンサー。1975年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。『ミューコミプラス』(月~木曜日24時より放送中)のパーソナリティとして「第49回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞」を受賞。「マンガ大賞」発起人および選考委員。著書『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』(太田出版)が累計13万部(電子書籍を含む)を超えるベストセラーに。マンガ、アニメ、アイドル、落語、デジタルガジェットなど、多彩なジャンルに精通しており、年間100本に及ぶアニメやアイドル、ゲームなどのイベントの司会を務めている。

●さいとう・たかを

劇画家。1936年和歌山県生まれ。1955年『空気男爵』(大阪・日の丸文庫刊)でデビュー。貸本向け漫画誌の中心的な存在として、大阪で精力的な活動を続ける。1960年『台風五郎』の大ヒットで不動の人気を獲得。その後、活動拠点を東京に移し『さいとう・プロダクション』を設立、作品制作過程における分業化をはかり、脚本部門を設けるなど、プロダクション形態の劇画制作システムを構築。自他共に認める劇画の第一人者である。1975年に第21回小学館漫画賞、2002年に第31回日本漫画家協会賞・大賞を受賞した『ゴルゴ13』は、現在も描き下ろしが続く、記録的な長期連載作品。2003年に紫綬褒章、2004年に『ゴルゴ13』で第50回小学館漫画賞審査委員特別賞受賞、2010年に旭日小綬章受章。2014年8月に堺市立文化館で「ゴルゴ13の世界展」を開催。2015年で画業60年を迎える。
2017年10月6日〜11月27日、連載50周年記念特別展「さいとう・たかを ゴルゴ13」 を大阪文化館・天保山(大阪市港区)にて開催。他の作品に『鬼平犯科帳』『仕掛人藤枝梅安』『影狩り』『無用ノ介』『サバイバル』『雲盗り暫平』などがある。社団法人日本漫画家協会参与。

●山内康裕(やまうち・やすひろ)

一般社団法人マンガナイト/レインボーバード合同会社 代表。1979年生。法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科修了後、税理士を経てマンガナイトを結成し、2020年に一般社団法人マンガナイトを設立(代表理事)。“マンガ”の可能性に着目し、マンガがリーチできる領域を広げることを目的に「これも学習マンガだ!」事業(日本財団助成)の推進や選書・ワークショップなど非営利事業を展開している。また、マンガ関連の企画会社「レインボーバード合同会社」を設立(代表社員)し、“マンガ”を軸に施設・展示・販促・商品等のコンテンツプロデュース・キュレーション・プランニング業務等を提供している。2018年より、マンガ専門の新刊ブックカフェギャラリー「マンガナイトBOOKS」を東京都文京区に設けている。一般財団法人さいとう・たかを劇画文化財団理事、文化庁メディア芸術連携基盤等整備推進事業有識者タスクチーム員、一般社団法人国際文化都市整備機構(FIACS)監事等を務める。共著に「『ONE PIECE』に学ぶ最強ビジネスチームの作り方」(集英社)、「人生と勉強に効く学べるマンガ100冊」(文藝春秋社)など。

2)トキワ荘から語る「学習マンガ」5選

トキワ荘マンガミュージアムより「これも学習マンガだ!」を題材に「新しい生活様式(=ニューノーマル)に活きる学び」を、領域横断研究グループ「人と情報のエコシステム(HITE)」のメンバーと語るオンライントークイベントを開催します。味わいあるトキワ荘からの配信をお楽しみください!

日  時:2020年12月18日(金)配信時間20:00~21:30
配信会場:豊島区立トキワ荘マンガミュージアム
登 壇 者:庄司昌彦、高瀬堅吉、塚田有那、山内康裕
テ ー マ:各々の専門分野から語る「学習マンガ」5選と、マンガの持つ力(科学・未来・情報技術の未来について、マンガをどう活用できるのか)

※配信URLは当ページにて後日公開いたします。

【登壇者プロフィール】

●庄司昌彦(しょうじ・まさひこ)

国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 主幹研究員/武蔵大学社会学部 教授。HITE-Mediaプロジェクト(人文社会科学の知を活用した、技術と社会の対話プラットフォームとメディアの構築)研究代表者。 https://researchmap.jp/mshouji/

●髙瀨堅吉(たかせ・けんきち)

自治医科大学医学部 教授。日本学術会議連携会員・若手アカデミー前幹事。専門は臨床発達心理学・発達生物心理学。 https://researchmap.jp/takase/

●塚田有那(つかだ・ありな)

一般社団法人Whole Universe 代表理事。編集者、キュレーター。世界のアートサイエンスを伝えるメディア「Bound Baw」編集長。 http://boundbaw.com/

3)クリスマスに贈ろう! #学べるマンガ総選挙

日本が誇るマンガ文化。その1つのジャンルとして「学習マンガ」があります。

「このマンガのおかげで勉強が楽しくなった!」「成長できた!」そんな、あなたのおススメの1冊を教えください。総選挙で上位になったマンガは日本財団が全国に展開している「第三の居場所」の子どもたちにプレゼントいたします。あなたの楽しい「学び」の経験を子どもたちに贈ってください。(実際に子どもたちに本が届くのは1月です)

#学べるマンガ総選挙 をつけての投稿、お待ちしています!

 

投稿期間:2020年11月26日(木)~12月25日(金)正午(同日夕方 結果発表)

投稿方法:

・ハッシュタグ「#学べるマンガ総選挙」をつけて、作品タイトルを投稿すれば投票完了

・同じ作品は、一人1票まで

・何作品でも投票可能

対象SNS:Twitter、Facebook

4)立川まんがぱーく 学習マンガ特別配架

立川まんがぱーくにて、2015年からの選書に2020年度選書作品50作品を加えた、全250作品1〜3巻の特別配架を12月7日(月)より開催いたします。

開催期間:2020年12月7日(月)より(※常設展時)
営業時間:10時〜18時
住  所:立川市子ども未来センター 2F(東京都立川市錦町3-2-26)
※現在、コロナウイルス感染拡大防止のため、入館者数の制限を設けています。平日は先着順、土日祝日は整理券を配布による2部入替制で営業しています。詳しくはWEBサイト(https://mangapark.jp/)をご確認ください。

 

5)学習マンガ紹介動画配信、紹介記事掲載

「これも学習マンガだ!」2020年度選書50作品及び、これまでの選書作品を紹介する動画及び記事を順次配信・公開いたします。当ページにて順次お知らせいたします。

 

お問い合わせ:「これも学習マンガだ!」事務局 松尾
E-mail:info@manganight.net