ワインに夢中になる理由
論理的で分析的な一方で、感性と美意識が作用するワインの世界
例えば、テロワールとはワインを作った土地と気候と製造者も含めた環境のことであり、それがワインの味を決める。ビンからデカンタにワインを移し替えるデカンタージュやその時の姿勢など、知らない者には一見気取ったように感じる様々な用語や様式には意味がある。ワインの世界はとても論理的で、分析的だ。一方で、感性や美意識が大きく作用するという点も魅力だ。作中での、ワインの味や香りを表現したイメージ画(口に含んだ瞬間に花畑が広がる等)はマンガだからこそのユニークな表現。ワインの世界の奥深さと美意識が伝わり、ワイン好きが、ワインに夢中になる理由がよくわかる作品。
みなさんのご意見、ご感想をTwitterでお待ちしています。
推薦コメント
例えば、テロワールとはワインを作った土地と気候と製造者も含めた環境のことであり、それがワインの味を決める。ビンからデカンタにワインを移し替えるデカンタージュやその時の姿勢など、知らない者には一見気取ったように感じる様々な用語や様式には意味がある。ワインの世界はとても論理的で、分析的だ。一方で、感性や美意識が大きく作用するという点も魅力だ。作中での、ワインの味や香りを表現したイメージ画(口に含んだ瞬間に花畑が広がる等)はマンガだからこそのユニークな表現。ワインの世界の奥深さと美意識が伝わり、ワイン好きが、ワインに夢中になる理由がよくわかる作品。
ヤマダ トモコ(マンガ研究者 / 米沢嘉博記念図書館)