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暗殺教室

©松井優征/集英社

暗殺教室 あんさつきょうしつ

小学生からOK
著者
松井優征
出版社
集英社
発刊状況
完結

「先生」の願いは、「弟子」に殺されること。

最強の超生物・殺(ころ)せんせ~と3年E組。命を賭けた1年間。

推薦コメント

超ド級の学習マンガである。テーマそのものが「教育」だから。それも死をかけた教育。マッハ20の速さで動くことができ、触手を極細の糸にして超高速で操ることもできる最強の超生物・殺(ころ)せんせー(でも外見はタコに似たオトボケ姿)から、 「落ちこぼれ」のE組に出された課題は、最新兵器でも殺せない担任の彼を、生徒たちが全力で、卒業までに暗殺すること。体力と気力と、学習能力の限りを尽くして、殺せんせーに向き合い、いつか殺せんせーを殺そうと死力を尽くす生徒たち。「命に対しては命で向き合う。そういう覚悟は覚えたつもり」。やがて、殺せんせーがこうなったいきさつを生徒たちは知り、そしてラスト……。「出藍の誉れ」という言葉がある。弟子が師を超えること。そう考えれば、教師の究極の喜びは、弟子が自分を超えること、いわば弟子に殺されること。それを体現したのが、殺せんせー。教育の、究極の理想がここにある。

藤本 由香里(明治大学 国際日本学部教授)

  • 発刊状況は2020年10月1日時点のものとなります。

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