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夏子の酒

夏子の酒 なつこのさけ

著者
尾瀬 あきら
出版社
講談社
発刊状況
完結

日本酒の１から100まで

製造方法、産業構造、原料、マーケティング…製造業へ理解が深まる

推薦コメント

日本酒に関するあらゆることを学べる作品。製造方法だけでなく、産業構造、ものづくりのために組織体がどうあるべきか、原料、マーケティングのことなど、本作を読むと、製造業のさまざまな課題についての理解が自然と深まる。特に、伝統産業の課題に焦点を当てており、2015年の今読んでも新しい気づきがあるような作品だ。日本の伝統的な良いものを後世に残していきたいという作者の強い思いが伝わってくる。また、「家業を継ぐ」ということも大きなテーマになっているので、家族の仕事を継ぐことを少しでも考えている人は、跡継ぎになりたいか？伝統を守るのか？どうやって革新していくのか？など、具体的に考えるきっかけとなるだろう。

山内 康裕（一般社団法人マンガナイト／レインボーバード合同会社　代表）

  • ※発刊状況は2020年10月1日時点のものとなります。

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