©雨瀬シオリ/集英社
倫理とは何かに向き合い続ける
「どう生きるか」「どう行動するか」を考えるきっかけに
情報が氾濫し、価値観が多様化している現代では、「どう生きるか」「どう行動するか」は各個人の判断に委ねられることが多い。不確実性が多い世の中では、困難なものにぶつかることも増えている。そんな状況下において、人生の指針として「倫理」の重要性が高まっている。本作は倫理を教える教師と、彼が受け持つ高校生らの交流が描かれる。「倫理」というと難しく感じる人も少なくないが、倫理を小難しくなく教えてくれる。また、教える側である主人公も自身も何が正しいのかを考えている姿が、これからの自分の倫理を考える後押しになるだろう。
推薦コメント
情報が氾濫し、価値観が多様化している現代では、「どう生きるか」「どう行動するか」は各個人の判断に委ねられることが多い。不確実性が多い世の中では、困難なものにぶつかることも増えている。そんな状況下において、人生の指針として「倫理」の重要性が高まっている。本作は倫理を教える教師と、彼が受け持つ高校生らの交流が描かれる。「倫理」というと難しく感じる人も少なくないが、倫理を小難しくなく教えてくれる。また、教える側である主人公も自身も何が正しいのかを考えている姿が、これからの自分の倫理を考える後押しになるだろう。
山内 康裕(一般社団法人マンガナイト/レインボーバード合同会社 代表)