火事場で活躍したい!って不謹慎?
新米消防士・大吾とともに考える命の重さと安全
消防士による「人を救う、かっこ良さ」が余すところなく描かれている。特に大吾がたくさんの人を救う姿には、熱くなって思わず応援したくなる。このような、少年マンガとしての最高の気持ち良さがありながらも、消防士の心理面のリアリティをしっかり描いている素晴らしい作品だ。大吾は「消防士として活躍したいというのは、火事が起きることを望んでいるのではないか?」という葛藤を経て、「最高の消防士とは火事の無い街をつくることで自分が活躍しないことではないか?」というところまで考えがいきつく。未曾有の大事故が起きて、それを救うヒーローが登場するハリウッド映画では絶対見られない様な、消防士の生の悩みが丁寧に描かれている秀作だ。
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推薦コメント
消防士による「人を救う、かっこ良さ」が余すところなく描かれている。特に大吾がたくさんの人を救う姿には、熱くなって思わず応援したくなる。このような、少年マンガとしての最高の気持ち良さがありながらも、消防士の心理面のリアリティをしっかり描いている素晴らしい作品だ。大吾は「消防士として活躍したいというのは、火事が起きることを望んでいるのではないか?」という葛藤を経て、「最高の消防士とは火事の無い街をつくることで自分が活躍しないことではないか?」というところまで考えがいきつく。未曾有の大事故が起きて、それを救うヒーローが登場するハリウッド映画では絶対見られない様な、消防士の生の悩みが丁寧に描かれている秀作だ。
佐渡島 庸平(株式会社コルク 代表取締役)