宇宙開発の光と影
“宇宙ゴミ(デブリ)回収屋”の視点で、等身大の近未来を考える
近未来の宇宙と地球が舞台の作品。主人公は宇宙に浮遊している宇宙ゴミ(デブリ)の回収屋だ。この作品の素晴らしいところは、宇宙に簡単に行けるようになった未来の「普通の人」の視点で、宇宙開発の良いところ、悪いところの両方を描いているところだ。花形職業である宇宙飛行士になりたくてもなれない人がいたり、主人公のようにゴミを回収しなければ宇宙社会が成り立たないことなど、現代で起きている問題は宇宙に行くようになっても起こりうるのだということがよくわかる。宇宙に日常的にいけるようになる時代が、どんなものになるか、自分でも想像しながら、読んでみても面白いだろう。
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推薦コメント
近未来の宇宙と地球が舞台の作品。主人公は宇宙に浮遊している宇宙ゴミ(デブリ)の回収屋だ。この作品の素晴らしいところは、宇宙に簡単に行けるようになった未来の「普通の人」の視点で、宇宙開発の良いところ、悪いところの両方を描いているところだ。花形職業である宇宙飛行士になりたくてもなれない人がいたり、主人公のようにゴミを回収しなければ宇宙社会が成り立たないことなど、現代で起きている問題は宇宙に行くようになっても起こりうるのだということがよくわかる。宇宙に日常的にいけるようになる時代が、どんなものになるか、自分でも想像しながら、読んでみても面白いだろう。
山内 康裕(一般社団法人マンガナイト/レインボーバード合同会社 代表)