カラスも食べる驚きの猟師ライフ
命を食べるってどういうこと?狩猟のハウツーを学べ
著者である青年が、ある日猟師生活に入る。何かを悟ったというわけでもなく、サラリーマンが仕事をするように、猟をする生活を描いたエッセイが本作である。命を大事に食べよう、命に感謝しよう、と声高に訴えるのではなく、日常生活の一部として、当たり前のこととして「命を食べる」ことを描く。この姿こそ、かつて多くの人間が実践していた生活そのものであり、地に根を張った生き方なのかもしれない。作中には、例えば、苦しめないで一息に仕留めた獲物のほうがおいしいという知識や、その調理方法まで、狩猟生活に必要かつ実践できる情報が満載。こんな生き方(食べ方?働き方?)もあるのだな、と新しい世界の開ける作品だ。
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推薦コメント
著者である青年が、ある日猟師生活に入る。何かを悟ったというわけでもなく、サラリーマンが仕事をするように、猟をする生活を描いたエッセイが本作である。命を大事に食べよう、命に感謝しよう、と声高に訴えるのではなく、日常生活の一部として、当たり前のこととして「命を食べる」ことを描く。この姿こそ、かつて多くの人間が実践していた生活そのものであり、地に根を張った生き方なのかもしれない。作中には、例えば、苦しめないで一息に仕留めた獲物のほうがおいしいという知識や、その調理方法まで、狩猟生活に必要かつ実践できる情報が満載。こんな生き方(食べ方?働き方?)もあるのだな、と新しい世界の開ける作品だ。
ヤマダ トモコ(マンガ研究者 / 米沢嘉博記念図書館)