いつの世も、ロボットは夢とロマンだ
二足歩行ロボットの開発に挑むエンジニアの物語
二足歩行ロボット開発という見果てぬ夢を追うエンジニア。機械工学オタクは純真だが、ビジネスには不向き。資金も、仲間も、製作環境も失って、だけど腕とロマンは譲らない。くじけずひたむきな天才には、それなりにチャンスは巡ってくる。一途に作って闘って、その先に見えるものは何か。機械が人の仕事を奪うと心配されるほど、近ごろのロボットは進化してきた。だがその根本は、汗と油とハンダまみれのものづくり魂にある。それは日本の強み だ。二足歩行型を目指すのも、鉄腕アトム以来の日本のかたくなな進路である。これは日本の夢を追う物語でもある。プログラミング教育が小学校でも必修化されることとなり、ロボット作りが盛んになりそうだ。改めて理工教育が注目される中、いまどきの若者が目指す一つのモデルを描いている。
推薦コメント
二足歩行ロボット開発という見果てぬ夢を追うエンジニア。機械工学オタクは純真だが、ビジネスには不向き。資金も、仲間も、製作環境も失って、だけど腕とロマンは譲らない。くじけずひたむきな天才には、それなりにチャンスは巡ってくる。一途に作って闘って、その先に見えるものは何か。機械が人の仕事を奪うと心配されるほど、近ごろのロボットは進化してきた。だがその根本は、汗と油とハンダまみれのものづくり魂にある。それは日本の強み だ。二足歩行型を目指すのも、鉄腕アトム以来の日本のかたくなな進路である。これは日本の夢を追う物語でもある。プログラミング教育が小学校でも必修化されることとなり、ロボット作りが盛んになりそうだ。改めて理工教育が注目される中、いまどきの若者が目指す一つのモデルを描いている。
中村 伊知哉(iU学長)