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大地の子 みやり

©坂田信弘・かざま鋭二/小学館

大地の子 みやり だいちのこみやり

小学生からOK
著者
かざま鋭二/坂田信弘
出版社
小学館
発刊状況
完結

落ちこぼれ塾生・みやりがプロゴルファーを目指す

努力し続けることの重要さを教えてくれる作品

推薦コメント

主人公・鈴木みやりは、ゴルフ経験なし、思うようにボールを打てない状態でプロゴルファーを育成する坂田ジュニアゴルフ塾に入塾する。しかし、そこからが試練の始まりである。主人公はスコア100を切ることすらままならないまま、なんとかゴルフ部のある高校に入学し、キャプテンとなり全国大会の団体戦で3位という快挙を成し遂げる。この話が示唆することは何か。みやりより下手な坂田塾生は一人もいなかった。しかしみやりは黙々と練習した。人の何十倍も練習し、ゴルフにはまっていた。運動神経のいい者、センスのある者はすぐに上手くなる半面、努力の量が少なくてもある程度のレベルに達してしまうために、プロゴルファーになるための努力としては足りなくなるのである。みやりより上手かった者の多くはプロをあきらめていき、やがて主人公は大輪の花を咲かせるのだ。塾長・坂田信弘の塾生への訓示もいい。ゴルフ好きでなくても読んでほしいマンガだ。

堀江 貴文(SNS media&consulting 株式会社ファウンダー)

  • 発刊状況は2020年10月1日時点のものとなります。

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