MENU
MARCH

MARCH マーチ

小学生からOK
著者
ジョン・ルイス/アンドリュー・アイディン(作),ネイト・パウエル(画),押野素子(訳)
出版社
岩波書店
発刊状況
完結

公民権運動とは何だったのか

運動の牽引した活動家の自伝を通じて「ブラック・ライヴズ・マター」の背景を知る

推薦コメント

1950年代から60年代半ばにかけて、アメリカ南部では、まだ公の場での黒人に対する差別が横行していた。その差別と真っ向から闘い、アメリカ合衆国国民として黒人が持つ当然の諸権利を強く主張したのが公民権運動である。公民権運動というと、キング牧師をイメージしがちだが、実は彼以外にも渦中で活躍した人物はたくさんいた。本書はその中のひとりで、当時学生の身分で最年少ながら運動を牽引した活動家ジョン・ルイスの自伝。今年2020年に亡くなったばかりの公民権運動のレジェンドである。本書は、1950~60年代の公民権運動の時代と2009年のバラク・オバマが黒人初の大統領になった就任式当日を行き来しながら、改めて公民権運動とは何だったのかを振り返る。2020年5月、白人警官による黒人市民殺害が引き金になり、「ブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter)」運動が空前の盛り上がりを見せている。その背景を知るにはこれ以上ない作品。

原 正人(翻訳家)

  • 発刊状況は2020年10月1日時点のものとなります。

同じ「6 歴史」カテゴリ