© 村上もとか / 集英社
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科学技術・歴史・社会の教書
幕末の閉ざされた世界に現代の医師がタイムスリップ
幕末にはコレラをはじめ、病による死は日常だった。古い医学の知識と技術、そして旧弊に閉ざされた世界に、現代の医師がタイムスリップして奮闘するさまは、この150年間で医療がいかに高度に発達したかを思い知らせる。先進的な技術を持つがゆえに、主人公を支持する人も、邪魔する人も現れる。坂本龍馬のような改革者も、勝海舟や徳川慶喜ら権力者も巻き込まれる。新しいものが現れると、それを推す人もいれば、阻む人もいるのは、今も変わらない。これは科学技術書であり、歴史・社会の教書でもある。もし自分が150年前にタイムスリップしたら、自分は周りの人たちにどんな知識を授けられるだろうか。当時の社会においてどんな役に立てるだろうか。そんなことを空想するのも面白い。
iU学長
1961年生まれ。京都大学経済学部卒。慶應義塾大学で博士号取得(政策・メディア)。1984年、ロックバンド「少年ナイフ」のディレクターを経て郵政省入省。1998年 MITメディアラボ客員教授。2002年 スタンフォード日本センター研究所長。2006年 慶應義塾大学教授。2020年4月よりiU(情報経営イノベーション専門職大学)学長。内閣府知的財産戦略本部、文化審議会著作権分科会小委などの委員を務める。CiP協議会理事長、吉本興業ホールディングス社外取締役、理化学研究所AIPセンターコーディネーター、東京大学客員研究員、慶應義塾大学特別招聘教授などを兼務。著書に『超ヒマ社会をつくる』(ヨシモトブックス)、『コンテンツと国家戦略〜ソフトパワーと日本再興〜』(角川EPUB選書)、など多数。
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推薦コメント
幕末にはコレラをはじめ、病による死は日常だった。古い医学の知識と技術、そして旧弊に閉ざされた世界に、現代の医師がタイムスリップして奮闘するさまは、この150年間で医療がいかに高度に発達したかを思い知らせる。先進的な技術を持つがゆえに、主人公を支持する人も、邪魔する人も現れる。坂本龍馬のような改革者も、勝海舟や徳川慶喜ら権力者も巻き込まれる。新しいものが現れると、それを推す人もいれば、阻む人もいるのは、今も変わらない。これは科学技術書であり、歴史・社会の教書でもある。もし自分が150年前にタイムスリップしたら、自分は周りの人たちにどんな知識を授けられるだろうか。当時の社会においてどんな役に立てるだろうか。そんなことを空想するのも面白い。
中村 伊知哉(iU学長)
中村 伊知哉
Ichiya Nakamura
iU学長
1961年生まれ。京都大学経済学部卒。慶應義塾大学で博士号取得(政策・メディア)。1984年、ロックバンド「少年ナイフ」のディレクターを経て郵政省入省。1998年 MITメディアラボ客員教授。2002年 スタンフォード日本センター研究所長。2006年 慶應義塾大学教授。2020年4月よりiU(情報経営イノベーション専門職大学)学長。内閣府知的財産戦略本部、文化審議会著作権分科会小委などの委員を務める。CiP協議会理事長、吉本興業ホールディングス社外取締役、理化学研究所AIPセンターコーディネーター、東京大学客員研究員、慶應義塾大学特別招聘教授などを兼務。著書に『超ヒマ社会をつくる』(ヨシモトブックス)、『コンテンツと国家戦略〜ソフトパワーと日本再興〜』(角川EPUB選書)、など多数。