「人肉食」は絶対的な悪なのか?
あなたの考え方が音をたてて変わる究極の問い
あなたは「食べる」ということについて真剣に考えたことがあるだろうか? たとえば「人肉食」は絶対の悪だろうか? 今の社会の中ではもちろん絶対に許されないことだろう。でもそれが、ある文化においては、亡くなった人の記憶を受け継ぎ、その命を未来につないでいくための神聖な儀式だとしたら? そして片方で「ロボット」にとっては、「食べる」という行為はどんな意味を持つのだろう?- -この作品を読んだあなたは、そうしたことについて、真剣に考えざるを得なくなる。社会は、文化は、あなたが考えているよりもずっと奥深い。
明治大学 国際日本学部教授
専門は「漫画文化論」「ジェンダーと表象」など。2007 年まで筑摩書房で編集者として働くかたわら、コミック・セクシュアリティなどを中心に評論活動を行う。2008 年より明治大学へ。講談社漫画賞・手塚治虫文化賞・メディア芸術祭マンガ部門等の選考委員を歴任。最近ではとくに、マンガの国際比較や海外市場調査などを行っている。著書に『私の居場所はどこにあるの?』(朝日文庫)、『快楽電流』(河出書房新社)『少女まんが魂』(白泉社)、『愛情評論』(文藝春秋)など。近著に『きわきわ』(亜紀書房)がある。
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あなたは「食べる」ということについて真剣に考えたことがあるだろうか? たとえば「人肉食」は絶対の悪だろうか? 今の社会の中ではもちろん絶対に許されないことだろう。でもそれが、ある文化においては、亡くなった人の記憶を受け継ぎ、その命を未来につないでいくための神聖な儀式だとしたら? そして片方で「ロボット」にとっては、「食べる」という行為はどんな意味を持つのだろう?- -この作品を読んだあなたは、そうしたことについて、真剣に考えざるを得なくなる。社会は、文化は、あなたが考えているよりもずっと奥深い。
藤本 由香里(明治大学 国際日本学部教授)
藤本 由香里
Yukari Fujimoto
明治大学 国際日本学部教授
専門は「漫画文化論」「ジェンダーと表象」など。2007 年まで筑摩書房で編集者として働くかたわら、コミック・セクシュアリティなどを中心に評論活動を行う。2008 年より明治大学へ。講談社漫画賞・手塚治虫文化賞・メディア芸術祭マンガ部門等の選考委員を歴任。最近ではとくに、マンガの国際比較や海外市場調査などを行っている。著書に『私の居場所はどこにあるの?』(朝日文庫)、『快楽電流』(河出書房新社)『少女まんが魂』(白泉社)、『愛情評論』(文藝春秋)など。近著に『きわきわ』(亜紀書房)がある。