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恋と国会

(c)西炯子/小学館 週刊ビッグミックスピリッツ連載中

恋と国会 こいとこっかい

小学生からOK
著者
西 炯子
出版社
小学館
発刊状況
未完

「国会」ってどんな場所なの? 

子どもから大人まで、政治を考えるきっかけに

推薦コメント

元地下アイドルの女性と大物政治家の息子である男性の二人が、25才と若くして国会議員になるところから物語が始まる。女性は、国会や政治の仕組みを知らないが、助けたい人が明確にあり、「もっとこうしたらいいのに」という思いを国会の場で周囲に率直にぶつけていく。対して男性は世襲議員で政治の世界に明るいが、三代目世襲議員としての苦労も描かれている。政治に詳しくない読者も、この主人公たちと共に政治を学べる作品。日本では政治に大きく期待しないでいる時代が長く続いているが、小さな頃から政治に対して関心を持ち、政治を考える時間が増えると、その状況も変わっていくのではないだろうか。自分ごととして政治を考えるきっかけを作る力がある一作。

ヤマダ トモコ(マンガ研究者 / 米沢嘉博記念図書館)

  • 発刊状況は2020年10月1日時点のものとなります。

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