MENU
宗像教授伝奇考

宗像教授伝奇考 むなかたきょうじゅでんきこう

著者
星野 之宣
出版社
小学館
発刊状況
完結

浦島太郎はホントにいた?

民俗学者が日本古来の昔話や伝説を次々に解き明かしていく

推薦コメント

民俗学者が日本古来の伝説を解き明かしていく物語。日本に伝わっている伝承、風習への好奇心が刺激される作品だ。作中で主人公は、私たちの良く知る昔話やおとぎ話の伝説を検証していく。現地で調査を重ね、仮説をたてて、立証していくところがワクワクして面白い。民俗学の面白さだけでなく、フィールドワークの方法についても良く分かる。ミステリーとしてもうまくできていて、謎解きをじっくり味わえる作品でもある。好奇心が刺激された読者は、実際に自分の住んでいる地域で語り継がれている物語について、現地に行って調べてみたらどうだろうか。面白い新発見があるかもしれない。

山内 康裕(一般社団法人マンガナイト/レインボーバード合同会社 代表)

  • 発刊状況は2020年10月1日時点のものとなります。

宗像教授伝奇考 のみんなのツイート

みなさんのご意見、ご感想をTwitterでお待ちしています。

同じ「6 歴史」カテゴリ